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2023年9月4日

QWS×INERTIA TALK 2023 vol.3開催のお知らせ

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Scenery of Data Art & Science
アートとデータサイエンスの融合が描く新しい景色

私たちは今、デジタル革命がもたらした日常生活と社会の劇的な変容の中に生きています。私たちを取り巻くさまざまな出来事や環境からは、膨大な量のデータが生み出され、「データサイエンス」の重要性はますます高まっています。
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボは、データサイエンスに基づく未来の変革にアートの視点を取り入れた新しい学際領域「データアート&サイエンス」を構想。データによって私たちを取り巻く世界の意味を理解し、アートによってその新たな意味を概念化し、未来の社会で実践していきます。
今回、アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ共同代表の小川 秀明、アルスエレクトロニカ・アンバサダーである久納 鏡子、そして「データアート&サイエンス」に取り組むアーティストである脇田 玲の3氏をお迎えしてトークを行います。トークはアルスエレクトロニカが拠点とするオーストリア・リンツとつないでライブで行います。

【登壇者】

小川 秀明
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ共同代表
2007年にオーストリア・リンツに移住。Ars Electronicaのアーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活動。2009年にオープンした新Ars Electronica Centerの立ち上げ、企画展・イベントのディレクションをはじめとした国際プロジェクトを手がける一方で、アート・テクノロジー・社会を刺激する「触媒的」アートプロジェクトの制作、研究開発、企業・行政へのコンサルティングを数多く手がける。アーティスト・グループh.o(エイチドットオー)の主宰や、リンツ芸術大学で教鞭をとるなど、最先端テクノロジーと表現を結びつけ、その社会活用まで幅広く活動を展開している。
久納 鏡子
アーティスト/アルスエレクトロニカ・アンバサダー
キー・リサーチャー、アーティストとして、Ars Electronica Futurelabの研究プロジェクトに携わる。 これまでインタラクティブアート分野における作品を手がける一方、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、大学や企業との共同技術開発など幅広く活動している。 作品はポンピドゥセンター(フランス)、SIGGRAPH(アメリカ)、文化庁メディア芸術祭など国内外で発表。東京都写真美術館(日本)に所蔵。
脇田 玲
アーティスト/慶應義塾大学SFC教授
ヴィジュアライゼーションとシミュレーションを用いてこの世界を再解釈するための作品を制作している。特に近年は、流体力学や熱力学のモデルに基づく独自ソフトウェアを開発し、科学と美術を横断する映像表現に注力している。並行して、慶應義塾大学SFCにて、国内外の若手のアーティスト、デザイナー、建築家の育成にも従事している。これまでに、Ars Electronica Center, WRO Art Center, 文化庁メディア芸術祭, SIGGRAPH、日本科学未来館などで作品を展示。2014年より慶應義塾大学環境情報学部教授。

【日時】

9/11(月)17:00-18:00(16:45 開場)

【場所】

渋谷スクランブルスクエア15階渋谷キューズ salon room0
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階

【参加費】

無料

【参加方法】

参加にあたっては以下より事前予約を行ってください。参加費は無料です。
当日は渋谷スクランブルスクエア15階渋谷キューズの入り口横の受付までお越しください。
https://forms.gle/W9tdpxcrgoW5du2F9